この記事は、
頑張ってきれいにしたのに、すぐ散らかる。
毎日掃除なんてメンドクサイ、メンドクサイ、メンドクサイ。
という方にむけて書いています。
- 共働きでもできた、見た目より効率重視の片付け術
- 「秒で片付け」を叶えるちょっとした仕組み
あまりにもすぐに家が散らかるので、「汚れない」「散らからない」は諦めました。
かわりに、短時間で現状復帰(リセット)するために効果的だった方法をあれこれ、綴ってみます。
しがない会社員お掃除ブロガー
トア
兵庫うまれ、兵庫育ち。 大学卒業後は通信会社で窓口業務を担当。 結婚、出産を経て復職するも、毎日繰り返しで成果の感じられない家の掃除や片づけに悩む。 ちょうどその頃、「毎日繰り返し行うことこそ、深まりや発見がある」という和尚さんの話に感銘を受け、掃除について日々創意工夫しながら楽しむことを決意する。 掃除をすることで心や時間に余裕が生まれた自身の経験をもとに、本ブログを開設。 働く母が掃除自体を楽しめる、小ネタ集のようなブログを目指して執筆中。
もくじ(クリックするととびます)
〜玄関編〜
1 靴置きエリアを設定する
靴がいつも揃えられない我が家は、玄関に「靴置きエリア」を作ってみました。
なぜか、エリアに靴が収まると気持ちいいんです。
作り方はマスキングテープをはるだけ。至極カンタン。
保育園のトイレスリッパ置き場にも使われていた方法で、「この中にいれようぜ!」というと、3歳でも靴エリアに入れることができます。
リビングや廊下から死角になる動線にすれば、よりスッキリした印象に。
買い物帰りや子どもの抱っこなど、一時的に脱ぎっぱなしになることはあると思います。
が、しかし、気づいた時にエリア内に戻せば大丈夫。
靴ぐちゃぐちゃかどうかで、こんなにも変わります。
1足ずつ、マスキングテープで仕切る方法も有効です。
他にも小学生あるあるの、プリント整理はこちらの記事もどうぞ。
2 下駄箱の裏に小物をしまう
玄関周りの小物は下駄箱の裏スペースが使えます。
印鑑、折りたたみ傘など、サッと取り出したいものを置いてます。
フックをつけて保護者証や傘をぶらさげ。
学校行事のたびに「保護者証どこいった?!」の大捜索がなくなります。
家族にもわかりやすく、下駄箱の上がスッキリするのでおすすめ。
3 外遊びの道具はまとめる
ボールやバットなど外遊びの道具は、大きめのボックスやカゴを用意して放り込んでもらいましょう。
目隠しにも、砂落ち防止にもなります。
砂遊びの細々した道具は、袋に入れて放り込んでもよいです。
洗濯ネットは濡れたおもちゃも乾きやすく、砂がこぼれないのでおすすめです。
我が家の小2男子は、
ボールケースにいれて。
下駄箱に入れて。
は全部メンドくさくて、続きませんでした。
玄関の砂掃除に困っている!という方は、こちらの記事もどうぞ。
4 たたきに物を出さない
靴、外遊びの道具にも共通しますが、砂が溜まりやすい「たたき」に物を置かないことを意識しています。
子どもがいると避けられない、玄関の砂問題……。
砂を持って帰らないのは無理ですが、物を少なくすると掃除のハードルが下がります。
玄関にどうしてもいるものは、「吊り下げ」や「貼り付け」をして直置きしない方法を考えるのが良いでしょう。
なんだか玄関ごちゃついてるな……。と言う場合は、根本的に物を減らすとスッキリするハズです。
〜トイレ編〜
1 掃除道具はだしておく
すぐ手に取れるところ掃除道具があれば、わざわざ時間をとらなくても掃除することができます。
掃除道具を取り出す手間もないので、「今度でいいや」と思うこともありません。
たとえば、用を足している時や、子どものトイレ付き添い中に床や壁をサッと拭くことも可能です。
「生活感でるのが嫌だな……。」という方は、見た目のかっちょいいものを。
もはや出しっぱなしにしておきたいくらい、オサレな掃除用品を紹介しています。
2 便器の汚れはこすらない
こびりついた便器の汚れには、汚れごと溶かす洗剤がおすすめです。
「スクラビングバブル」や「ドメスト」などドロリとした塩素系洗剤は、見るのも億劫すぎる「こびりついたウンチ汚れ」をもとかします。
しかもカビ予防にもなり、一石二鳥。
トイレブラシ信者のうちの母も、ついにブラシを手放すほどの効果です。
3 トイレブラシは持たない
我が家には、トイレブラシがありません。
前述した「スクラビングバブル超強力トイレクリーナー」のおかげで不要になったのが理由です。
トイレブラシは多分衛生的によくないし、地味にホコリもたまります。
ブラシがないので床の拭き掃除もラクラク。
万が一ブラシが必要な時は割り箸とキッキンペーパーで代用しています。
4 マットを敷かない
定期的に洗濯が必要なマットは、管理が面倒なので持っていません。
その代わり、2〜3日に一度は床を拭いておしっこ汚れ、ニオイ防止に努めています。
5 粉塵の少ないペーパーを選ぶ
トイレットペーパーは粉塵の少ないものを選んでいます。
安すぎるものはちぎれたり、ホコリが舞ったりしてかえって手間がかかります。
数十円ですが、お尻へのあたりも全然違うのでおすすめです。
6 手洗いボウルは撥水処理しておく
手洗いボウルに撥水すると汚れがつきにくくなります。
サッと流すだけで汚れも落ちます。
処理は簡単、掃除後にスプレーするだけ。
水弾きがいいと本当に気持ちがいいもんです。
7 換気扇にはシートを貼る
トイレや風呂場の換気扇に、シートを貼っています。
換気扇内部にホコリが侵入・溜まるのを防ぐので、掃除が格段に楽になります。
シートにホコリ詰まりすぎると空気の流れが悪くなるので、2〜3ヶ月に一度は取り替えましょう。
風呂場の方はもう替え時ですね。
すでに換気扇がホコリでいっぱいだ!という方は、換気扇掃除の記事もどうぞ。
換気扇自体を外さずたいていのホコリが取れて、ニオイがこもるのが改善しました。
〜キッチン編〜
1 皿はつけ置きする
使用済みの皿は、つけ置きすると汚れ落ちがめちゃ落ちやすいす。
洗い桶を使う方法もありますが、シリコンキャップを使ってシンク全体でつけおきするのがおすすめ。
使わない時に邪魔にならず、「洗い桶を洗う」という作業がいりません。
2 カトラリー類は放り込むだけ
「秒で片付け」を目指すため、カトラリー類はひとまとめに入れています。
お箸・スプーンなど種類別に仕切るのは美しいですが、仕分けに疲れた頭を使うのがツライ訳です。
カトラリーや細々したものは、システムキッチンの引き出しに突っ込んでいます。
分ける収納に比べて断然早く、とにかく無心に片付けができますよ。
3 ワンアクションでできる
おすすめは、全ての「しまう」作業をワンアクションでできるようにすること。
できれば、皿もコップも食器類を一箇所に。
取り出すのが手間なので、違う種類の皿を重ねないようにしています。
「皿が多すぎて無理だ!」という場合は、必要数を見直すことも効果ありです。
あっちもこっちも引き出しや扉をあけないので、最低限の労力で片付け完了。
〜風呂編〜
1 スプレーして流すだけ洗剤を活用する
毎日の浴槽掃除は、こすらず流すだけの洗剤を愛用しています。
これまで色々試しましたが、「ルックプラス バスタブクレンジング」がマイベスト。
泡が消滅して流れていくスピードと、仕上がりのキュキュっとした仕上がりが普段使いには1番。
とくに湯の境目のざらつきやすい場所にぐるっと一周スプレーして、2〜3分後に流します。
その間に洗顔や歯磨きを済ませれば、毎日でも苦痛になりません。
2 スポンジは水切れのいいものを
浴室スポンジが乾きにくいとニオイやカビの原因になります。
水切れがよく、乾きやすいものを選びましょう。
白っぽいスポンジは髪の毛などが絡まっていると、汚く目立つので黒や茶色の濃い色がおすすめ。
シックな色味は生活感もでにくいです。
3 小物は吊るして
シャンプーボトルやラックなどは吊るしておくのがおすすめです。
ボトルの底やラックがヌメヌメしているの、めんどくさいですよね。
シャンプーをそのまま吊り下げられるフックと、カゴを使ってからヌメリやカビが激減しました。
水回りでも錆びにくく、高級感のあるステンレス素材を選んでいます。
4 シャンプーやボディソープは家族共有できるものを
シャンプーやボディソープなど、肌の負担が少なく家族で使える物を選んでいます。
風呂場で使うボトルが少なくなったので掃除がラクになり、在庫管理もカンタン。
頭皮が荒れてかゆかったのが、ナチュラル系シャンプーで改善しました。
5 カビがヌメりが気になる場所にキッチン泡ハイター
ピンクヌメリやカビに気づいたら、キッチン泡ハイターをシュシュっとしておきましょう。
水回りをしっかり掃除するのは週に1回くらいの我が家は、暖かくなるとピンク汚れやカビとの戦いがはじまります。
そんな時「塩素系漂白剤」のキッチン泡ハイターは、カビやヌメリを殺菌・脱色してくれる強い味方。
泡状のスプレーは流れにくく、5分ほど放置するだけで見事にカビが落ちるので手放せません。
さいごに
いくら掃除しても、子どもはお構いなし。
毎日全力で散らかしてくれるので、こちらは無力でも片付く仕組みを考えたいと思いました。
今後も共働きで忙しくても、「気楽にできる」掃除方法をどんどん追加していきます!
本日もお疲れ様でした!