この記事は、

トイレのニオイは気になるけど、換気扇掃除は億劫だな。
中がどうなっているかわからないし、壊れそうで怖い。
換気扇を外さないで掃除できる方法ないかな・・・
という方に向けて書いています。
この記事では、
- 換気扇を外さずできる掃除方法3選
- 今後の換気扇掃除をラクにする方法
を紹介します。
後半では、換気扇フィルターの付け方とサイズ調整を解説しています。

左が1ヶ月取り付けたフィルター、右が新品です。
びっしりホコリを吸着しています。
さっそく換気扇フィルターの使い方を確認する場合はこちらをクリックください。
まずは掃除方法から順にご紹介していきます。
現在、2歳・7歳育児中のワーキングマザーです。
「キレイな家が好き」だけど、自分の時間がなさすぎて悩んでいました。
「働く母のタスクを減らして自由な時間を作る」をモットーに、掃除のタスクを減らす方法を発信しています。
・クリーニングインストラクター
・ハウスクリーニングアドバイザー取得。
共働きでも短時間でできる掃除・片付けを研究しています。

トイレのニオイが取れないのは換気扇のせいかもしれません。
意外と簡単に掃除できるので、ぜひお試しください。
もくじ(途中からもよめます)
換気扇を外さずできる掃除方法3選【破損や取り付けが不安なら外さなくてOK】
トイレの換気扇掃除のハードルが高く感じる一つに「換気扇の外し方が分からない」「外すときに壊れそうで怖い」というのがあると思います。
何年も外していない換気扇を掃除するのは、ハードルが高いですよね。
そこで、まずは換気扇を外さずにできる掃除方法を紹介したいと思います。
それぞれの掃除方法で必要なものは後述しますが、共通してあったらいいのは以下のとおり。

- マスク
- めがね
- クイックルハンディ(長く伸ばせる伸び縮みタイプがおすすめ)

しばらく掃除していない場合は、驚くほど細かい粉塵がでます。
特にマスク・メガネ(ゴーグルだとなお良し)はしておきましょう!

換気扇を外さず1番ホコリが取れるのは、エアーダスターを使った掃除方法です。
エアーダスターはスプレー缶から空気を噴射し、ホコリを吹き飛ばすものです。
パソコンやスマホのホコリを飛ばすのがメジャーな用途で、オフィスや家電量販店でみたことがある方も多いかもしれません。
エアダスターは換気扇の隙間から大量の空気を送ることができるので、簡単に中のホコリが剥がれます。
掃除機でも取れない、見えているホコリがある場合はおすすめです。

5分程度の掃除で、こんなにホコリを取ることができました。
やり方は次のとおりです。

まず、換気扇の下にゴミ袋を開いて貼り付けます。
このゴミ袋で換気扇から落ちる大量のホコリをキャッチします。

次に、換気扇の隙間からエアーダスターを噴射します。
この時かなりホコリが落ちてくるので、ゴミ袋の縁を天井に当ててできるだけ隙間を作らないようにしましょう。

角度を変えて、ホコリの塊がでなくなるまで何度か噴射してください。
ホコリがでなくなったら最後に換気扇を回わして、剥がれたホコリをゴミ袋で受け止めます。
換気扇を回すとしばらくはホコリが落ちてくるので、10分程待ってから床などの掃除をするのがおすすめです。
エアダスターほどの威力はありませんが、竹串とおしりふき(お掃除シートでも可)でもホコリ掃除ができます。

竹串の先端は細いので、特にホコリの溜まりやすいフタの隙間を掃除できるからです。
まず竹串におしりふきを巻き付けます。換気扇のルーバーの隙間から差し込み、ホコリを掻き出します。

ルーバーの表面や隙間にもホコリがついている場合は、一緒に拭きとってください。さらに細かい部分のホコリは竹串だけで掻き出してください。

竹串とおしりふきだけでたくさんホコリをとることができました。

続いての方法は、掃除機で吸い取る方法です。
掃除機の吸引力で換気扇を外さなくてもホコリを吸い取ることができるからです。
また、掃除機の先端をブラシにすると、ホコリの掻き出しと吸引を一度に行うことが可能です。
「掃除機にブラシがついていない」場合は、後から購入することもできます。
換気扇以外にも壁とカーペットの隙間やサッシの窓枠など様々な場所で活躍します。

外付けブラシは掃除機のパイプに差し込んで、空気が漏れてしまう場合はガムテープや養生テープなどで塞ぎましょう
大体のホコリが掃除できたら、「換気扇用フィルター」を貼り付けておきましょう。
今後はフィルターを張り替えるだけ。
換気扇掃除が驚くほどラクになります。→換気扇フィルターの付け方にジャンプ

ここまでの掃除で換気扇を外さなくても、ある程度のホコリを取ることができました。

ここまできたら、換気扇を開けて掃除したくなった・・・
という方のために、換気扇を外して掃除する方法もあわせてご紹介します。

「換気扇の中まで完全に掃除したいけど、自分では不安だな」という方は、ハウスクリーニング業者に頼むのがおすすめです。
換気扇によっては、外し方が難解・部品が古く壊れやすくなっているものがあるため、その道のプロに任せるのが無難です。
また自分で掃除する場合は踏み台に乗って上部を見ながらの作業になるので、肩や首を痛めている方にもおすすめできません。
首都圏でのトイレ掃除の相場は8,000円〜11,000円程度でした。(くらしのマーケット)
主な掃除場所はトイレ便座や床で、トイレの換気扇は「簡易清掃」と記載がありました。
簡易清掃とはフィルターなどを外したり分解せずにできる、表面のホコリ掃除がメイン。
がっつりフィルターを外して掃除する場合は3,000円〜5,000円程度の追加料金がかかる場合が一般的です。

簡易清掃の定義は業者さんによって違うので、事前に確認しておくと安心です。

一般的な換気扇は特殊な工具なども不要のため、自分で外して掃除することもできます。
換気扇の外し方は以下の通りです。
まずはじめにファンなどに巻き込まれる事故を防ぐため、ブレーカーを落とします。

電気もつかないので、ライトがあればいいですね。

次に換気扇の蓋ををやさしくひっぱります。

中の金具をやさしくつまんで、差し込み口から外します。
フタをとります。
エアダスターか掃除機でホコリを取り除きます。
金具をつまみながら元の位置に戻します。
外し方がわかりやすい動画を貼っておきます。
(我が家のトイレとファンのつき方が違ったので、ファンは外さずに掃除しました)
トイレの換気扇掃除をしない方法|ホコリ対策も紹介

今後大掛かりな換気扇掃除をしたくない場合、「換気扇フィルター」を利用するのがおすすめです。
空気中のホコリをフィルターがキャッチするので、換気扇内部まで掃除する必要がなくなるからです。

貼り付けから1ヶ月経ったフィルターです。
表面にはびっしりとホコリが溜まっています。
貼り付け方法はとてもカンタン。

袋から出して、サイズを確認します。
大きすぎる場合は後ろのガイドに沿ってハサミで切ってください。
この時、換気扇の穴よりシートが小さくならないように注意が必要です。
粘着部分の線を残すように切ると、剥がれにくくなります。

最後に後ろのフィルムを剥がして貼り付けます。


購入時にはサイズに注意。
うちのマンションの換気扇だと30センチシートを使っています。
こちらの15センチはかなり小さめなので、脱衣所の換気扇に使っています。

台に乗っての張り替えが辛い方向けの、張り替えサポートグッズもあります。

換気扇掃除=ホコリを減らすために、トイレットペーパーは袋から出さずに置いています。
袋からだすとホコリが舞いやすくなりますし、掃除する時も袋ごと持ち上げるだけで手間が減りました。

ペーパーは3倍巻きで省スペース、取り替えの手間が少ないものを選んでいます。
次に収納カゴやボックスは使わず、紙袋で管理しています。
収納周りは意外とホコリが溜まりやすく、掃除が面倒だからです。

今はこの紙袋に入れてよれたり、汚れたりしたら袋ごと変えています。
収納場所をもう少し整理したいな・・・でも何から捨てたらいいかなと悩む場合はこちらの記事もどうぞ。

その他、マットや雑貨いろいろなものをやめてトイレ掃除にかかるタスクを見直しました。
トイレ掃除を全体的にラクにする方法はこちらの記事もどうぞ。

まとめ
「自分で掃除できるか不安」な換気扇は、外さずに掃除できます。
トイレの換気扇汚れの大半はホコリで、隙間から掻き出すことができるからです。
- エアダスターとクイックルハンディを使う
- 竹串とおしりふきを使う
- 掃除機で吸う
の方法があり、特にエアダスターを使った掃除は驚くほどのホコリを回収できます。
今後の掃除をラクにするためにはフィルター貼り付けが最強で、今後は月に1回程度フィルターの張り替えだけでOK。
全く面倒な換気扇掃除をする必要がないので、おすすめです。
その他、トイレットペーパーを袋にいれたまま収納したり、細々したものを紙袋管理にするだけでも掃除のハードルは下がります。
換気扇のホコリが取れると、嫌な匂いも軽減しますので是非お試しください。
それでは、またっ!