この記事は、

お風呂場のカビを手っ取り早く落としたい
キッチン泡ハイターでカビ取りできる?
という方に向けて書いています。
こまめにお風呂掃除をしていても、知らない間にカビが生えていることがありますよね。
ということで今回は、
- キッチン泡ハイターでカビを落とす方法
- キッチン泡ハイターで落ちないカビの対処法
- すぐにできて、効果的なカビの予防法3選
を紹介します。
2歳・6歳育児中のワーキングマザーです。
掃除や片付けをおろそかにした結果、1週間に2回もゴキブリと対峙したことがきっかけで掃除を始めました。
・クリーニングインストラクター
・ハウスクリーニングアドバイザー
取得し、共働きでも短時間でできる掃除・片付けを研究しています。
共働き家庭の「掃除しなきゃ!」の一助になれば幸いです。

カビのないお風呂は気持ちいい!
気になるパッキンや風呂蓋のカビもカンタンに落ちました。
それでは、早速いきましょう!
もくじ(途中からもよめます)
風呂場にカビができる原因

お風呂場にカビが生えるのは、カビの胞子が床や壁に着地して増えるからです。
国民生活センターのホームページによると元々はカビの多くが土壌に生息しています。
カビの胞子は、約1,000 分の 3 〜 10mmと非常に小さく、風の流れに乗ってどこまでも飛んでいきます。
空気中に漂うカビの胞子が、植物や衣服に付いて室内に侵入するという流れです。
肉眼で確認することはできないカビの胞子。
家の中に持ち込まないということは、現実的には不可能です。

また、カビには色々な種類がいます。
お風呂場で見られるのは主に「赤カビ」「黒カビ」の2種類です。
黒カビ・赤カビと言っても実は別物で、黒カビは「クラドスポリウム」、赤カビは「ロドトルラ」という酵母です。

パッキンや目地に根を張ると、落とすのが厄介。
カンタンなので、はやめに落としていきましょう!
風呂場のカビの落とし方
風呂場のカビはキッチン泡ハイターで落とせます。
キッチン泡ハイターの主な成分は「次亜塩素酸塩」で、有名なカビキラーと同じです。
次亜塩素酸塩=塩素系洗剤には、除菌・殺菌だけでなく「脱色」の効果があります。
泡ハイターの名前通り、流れずその場にとどまりやすいです。
スプレーした場所を真っ白にしてくれるので、風呂場の黒ずみに悩んだら使ってみてください。

キッチンの排水口のヌメリやニオイも除菌できます。
我が家には欠かせない洗剤です。

- キッチン泡ハイター
- ゴム手袋
- メガネ
- キッチンペーパー
- ラップ
バス用サンダルをはき、色が抜けてもいい服を着て作業しましょう。

踏うっかり「塩素系漂白剤」を踏んでしまった靴下です。
一瞬にして、タイル模様に色が抜けてしまいました。

換気をせずに「塩素系漂白剤」を使うとを鼻や喉を痛めたり、気分が悪くなることがあります。
風呂場の窓を開けて、換気をしながらお掃除しましょう。
カビの気になる所へキッチン泡ハイターをスプレーします。
壁が濡れていると泡が流れてしまいます。
壁や床が濡れている場合は乾燥させてから吹きかけるのがポイント。
30分置いておきましょう。
最初はやさしい強さの水で流してください。
勢いよくシャワーを流すと、塩素系漂白剤が跳ねて色々なものが脱色されるので注意。
優しいシャワーで流していきましょう。
続いて、超優秀キッチン泡ハイターでも取れないカビや使えない場所のカビの落とし方について解説します。
キッチン泡ハイターで落ちないカビの落とし方
風呂に生えるカビは「菌糸」という根をはります。
カビの根は奥深く伸びているので、キッチン泡ハイターでは黒カビが落とせないことがありました。
パッキンや目地のカビが落ちず、残ってしまったというかたは「カビ取り職人」を使ってみてください。
プロ御用達のカビ用洗剤で、ネットでも買えます。
風呂蓋のフチのカビが全然取れませんでしたが、「カビ取り職人」スプレーして15分。
どこについてたのか分からないくらいキレイに落とすことができました。





カビ取り剤の塩素の臭いが苦手」
小さな子どもやペットがいるから極力刺激の多い洗剤は使いたくない。
という方には「カビナイト」がオススメです。
天井の掃除に塩素系漂白剤(キッチンハイターやカビキラー)などを噴射すると、目に入る恐れがあり危険ですよね。
カビナイトは、塩素不使用。
主成分は発酵乳酸で、カビを10分で98%以上除去するという検査結果が出ているんです。

実際に使ってみるとツーンとした匂いもなし!
でも、カビが落ちました。
以前から気になっていた、天井のカビ対策に使ってみたいと思います。

- カビナイト
- クイックルワイパーなどの伸縮モップ
- キッチンペーパーやおしりふき

天井に手を伸ばして拭き掃除すると、首や肩がツラいですよね。
伸縮性のワイパーにおしり拭きを挟むと、ラクな姿勢で掃除できます。
水で濡らしたキッチンペーパーでも代用可能です。
次に天井のカビが気になる箇所に、カビナイトを直接噴射します。

公式サイトで確認したところ、薄める必要はなく原液で使用可能です。
5〜10分置くことで、除菌・抗カビができます。


この方法を試してから、天井はカビや汚れがなくなりました。
カビの予防法|カビの弱点は熱と乾燥
ここまで、「キッチン泡ハイター」や「カビナイト」を使ってのカビ取り方法を紹介してきました。
カビを効果的に落とした後に気になるのは、「カビ予防」
面倒なパッキンや隙間にカビを生やしたくない!
という方に向けて、予防方法も解説します。

とてもカンタンな方法でカビ掃除がラクになるので、お試しください!

風呂場のドアパッキン周辺や浴槽のエプロンの隙間には、カビ予防のマスキングテープがオススメです。
パッキンは柔らかいので、カビの根が奥まで入りやすいのが難点。
一度カビの色素がついてしまうと落とすのが大変ですよね。
カビ予防のマスキングテープを貼っておくだけで、パッキンや隙間にカビが生えるのを防ぎます。


パッキンやコーキング剤に貼っておくと、ホコリも拭き取りやすくなりました。
カビがすくすく育つ条件は、温度と湿度。
湿度を下げるだけで、カビの成長を防止することができます。
TERASELでんきによると、浴室の換気扇を1ヶ月つけっぱなしでも電気代はわずか253円程度。
カビが生えて駆除することを思ったら、安いですよね。
もう一つ、カビを増やさないために効果的な方法は「すぐにカビ退治ができる=物の少ない風呂場」にすること。
ボディソープ類や子どものおもちゃ、ものが多いと掃除も大変になります。
我が家でもすぐに掃除に取りかかれるように、ものは最低限に絞っています。
特にボトル類は吊り下げすることで、いちいちどかす手間がなくなりました。

「業務用洗剤まではいらないな」
「濃度が濃い洗剤を家で保管しておくのは心配だな・・・」
という場合はお風呂クリーニングのプロに頼むのが有効です。
高圧洗浄機や成分の濃い業務用の洗剤を使って、効果的にカビ取りをすることができます。
また、風呂ドアの隙間やエプロン内部など、「自分で掃除するにはハードルが高い」場所もおまかせ。
一度プロの掃除を受けると以後の掃除がラクになります。
【まとめ】早めの駆除と掃除しやすい風呂場を作る
カビの生体上、風呂場に入れないのは不可能で、高温多湿の場所ではすぐに増えることがわかりました。
効果的にカビを落とし、カビとおさらばするには、
- キッチン泡ハイター(塩素系漂白剤)で手っ取り早く殺菌・漂白
- 天井も立派なカビ生えスポット!人体に優しい(乳酸菌カビ取り剤)で殺菌・防カビ
- 防カビマスキングテープや吊り下げシャンプーグッズなどを使い、今後カビを生やさない
の方法がオススメです。
すでにカビがやばい!という方は、一度プロに頼んで徹底的に落としてから上記の方法をお試しくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとございました!
それでは、またっ!