ルンバで超えられる段差は何センチ?|購入前に知りたい仕様と3つの段差対処法

この記事は、

悩む人
悩む人

ルンバ欲しいなあ

でも、段差の多い家でも大丈夫かな?

という方に向けて書いています。

床掃除を完全自動化してくれる、人気のロボット掃除機「ルンバ」。

我が家は築25年の中古マンション。

そのため家の中にはいたるところに段差があり、うまく作動するのか不安でした。

1年半使ってみて、段差の多い家でもルンバが活躍することがわかりました。

そこで今回は、

  • ルンバが段差のある家でも問題ない理由
  • 段差の対処法と安全策
  • ルンバのモデルと購入方法

を紹介します。

2歳・6歳育児中のワーキングマザーです。

掃除や片付けをおろそかにした結果、1週間に2回もゴキブリと対峙したことがきっかけで掃除を始めました。


・クリーニングインストラクター
・ハウスクリーニングアドバイザー

取得し、共働きでも短時間でできる掃除・片付けを研究しています。


共働き家庭の「掃除しなきゃ!」の一助になれば幸いです。

とあ
とあ

毎日の床掃除は大変ですよね。

ルンバ購入を検討されている方の参考になればうれしいです。

それでは、早速いきましょう!

ルンバが段差のある家でも問題ない理由

結論、段差だらけの家でもルンバは問題なく使えました。

我が家では、お手頃価格でゴミ受けの水洗いができる「ルンバe5」を使っています。

段差のある家で使えるか気になる理由として、

落下して故障しない?

効率よく掃除できる?

があると思います。

2年ルンバを使ってみて「段差があっても大丈夫だ」と思う理由と、段差での動きについて紹介したいと思います。

落下防止センサーが搭載されているから

ルンバには「落下防止センサー」が搭載されているので、落下することは稀です。

ルンバの裏面についたセンサーが段差を検知して、落下を防止します。

例えば玄関と廊下の間に段差があっても、段差を感知すると引き返していきます。

家の中に段差があっても、落下による故障はそうそう起きません。

「そうそう起きない」と書いた理由は、以下の場合「落下防止センサー」が反応しない場合があるからです。

「落下防止センサー」が汚れている場合は反応しないことがあります。

  • 落下防止センサーが汚れている

    →メラミンスポンジや付近などで落下防止センサー部分を拭き掃除すると改善します
  • 段差を認識できない微妙な高さ

    →後で紹介しますが、我が家の場合3.5センチの和室の段差だけ落下しました。

部屋ごとに掃除をすればいいから

ルンバは約2センチ以上の段差を登ることができません。

また、落下防止センサーが働くため、低い段差への移動はできません。

ですが、段差を乗り越えられなくても一部屋ごとの掃除なら全く問題ありません

ルンバはモデルによって走行パターンが異なります。

高額なモデルは「ナビゲーション走行」が搭載されており、部屋の間取りを把握して効率的に掃除します。

一方、ベーシックモデル(価格の安い機種)は部屋がキレイになるまで、ランダムにいろいろな角度から何度も走行します

部屋ごとの掃除になる間取りの場合、広範囲をナビゲーションする高価なモデルを購入する必要がありません。

つまり、段差がたくさんある家ならベーシックモデル(価格の安い機種)で十分活躍できるということです。

超えられる段差・超えられない段差の検証

基本的に、ルンバで段差が気になるのは以下の3つです。

  • 段差を超えられるか
  • 段差から落下しないか
  • エラーが起こらず使えるか

そこで、家中のいろいろな段差で実際に起動してみました。

我が家はこんな感じで、色ごとに高さが異なります。

敷物のある床(0.5cm)

リビングの床に「イブル」を敷いています。

カーペットほど分厚くなく、子どもの昼寝などにも使えるキルティングの万能布です。

イブルでは、シワなくキレイに敷いていると登り、下り共に問題なし。

しかし、やわらかいのでシワができるとルンバが巻き込んでしまい、停止しました。

お風呂場との段差(2cm)

お風呂場と脱衣所のつなぎ目です。

高さは同じですが、写真のとおり高さ2センチのゴム製の仕切りがあります。

ゴム製の仕切りは指で押すと曲がる硬さで、問題なく超えることができました。

ラグとの段差(2.5cm)

次はダイニングに敷いたカーペットです。

表面は麻のような素材で、厚みが5ミリほどあります。

こちらも問題なく登り、降りができました。

固めの素材でルンバが通ってもめくれることはありませんでした。

和室との段差(3.5cm)

玄関との段差は登ることができませんでした。

また下りは段差センサーが働き、引き返していきました。

部屋と廊下の段差(10cm)

部屋と廊下の段差も玄関同様登ることはできず、下りも段差センサーにより引き返していきました。

段差の高さと上り下りまとめ

家中の段差を試した結果、以下のようになりました。

ラグ(2センチ)和室(3.5センチ)玄関(4センチ)
のぼり登る登らない登らない
くだり登るエラー落下防止
対策そのままOK戸をしめて起動そのままOK
テーマ比較表

室内の段差を対策する:ルンバの故障を防ぐ①

バーチャルウォールを使う

バーチャルウォールとは、ルンバのオプション品の一つです。

ルンバが侵入して欲しくない場所に赤外線の見えない壁を作り、侵入を防止します。

赤外線の壁を作る「バーチャルウォール」と、それに加えて半径60センチの円形に壁を作るモードを搭載した「デュアルバーチャルウォール」の2つのモデルがあります。

バーチャルウォール本体背面のスイッチで以下2つのモードの切り替えが可能です。

【バーチャルウォール】

【デュアルバーチャルウォール】

モデルによっては購入時についてるので、落下や侵入を防止したいところに設置してください。

とあ
とあ

ペットの水飲み場やコンセント周りに置いておく方が多いそうです

ルンバe5には、デュアルバーチャルウォールが1つ同梱されていました。

スロープを使う

スロープを使うと段差を解消できます。

3センチ程度の段差なら、長さ10センチほどのスロープで解消できます。

しかし、段差が10センチだとスロープの長さが30センチ程度になってしまい、正直家の中では邪魔ですね。

軽微な段差を解消したい場合は、スロープがおすすめです。

ドア・戸を閉める

1番簡単なのは、ドアや戸を閉めて段差の方に寄せ付けない方法です。

我が家で唯一エラー停止してしまう和室との段差(3、5センチ)は戸を閉めて対策をしています。

とあ
とあ

8畳の和室なら、5分ほどで掃除が完了します。

室内で安全に使う方法:ルンバの故障を防ぐ②

ルンバを使っていてエラーで止まったり、誤ってゴミ以外のものを吸い込むとスムーズに起動できません。

また、ルンバ本体の故障や事故にもつながる可能性があるため、以下の対策もやっています。

コンセント類はまとめる

コンセントやケーブルが床付近にあると、ルンバが巻き込んでしまいます。

断線したり、故障する原因になるためカウンターの上に充電ボックスを作りました。

左の箱はルーターのモデム、右の箱にはスマホやApple watchの充電ケーブルが入っています。

配線は見た目にもごちゃごちゃするので、一箇所にまとめてスッキリしました。

子どもやペットと一緒にしない

できるだけ子どものいない間にルンバをかけています。

子どもを障害物と見なし、避けて掃除するので誰もいない方が短時間で終了します。

購入当初、子どもはルンバに興味津々。

ルンバにのったり起動ボタンを押しまくって、全然掃除が進みませんでした。

海外ではペットの蛇が絡まってしまう事故もあったそうなので、ワンちゃんねこちゃんもゲージにいれてあげたほうが安心です。

現在も髪の毛や洋服が吸い込まれる可能性があるので、できるだけ次男(2歳)がいない間にかけています。

ラグは掃除に適したものを選ぶ

小さな子どもがいる家庭では、ラグを敷いているところが多いと思います。

冒頭の各段差でのルンバの動きをご紹介したとおり、柔らかいラグ、薄いラグはルンバにまきこまれることがあります。

ラグを敷いたままルンバをかけたい場合は、固めで2センチ以内のものがおすすめです。

我が家ではダイニング側は敷いたままのラグ、リビング側は子どもの昼寝に使えて洗濯も簡単なイブルを使っています。

ルンバ購入のデメリット

ルンバのメリットはたくさん紹介されているので、あえてデメリットを紹介したいと思います。

とあ
とあ

逆に言うと、この部分が気にならない、大丈夫と言う方は買い!といえます。

本体が高額である

ルンバの購入にふみきれない一つ目は本体が高額であるということ。

1番ベーシックなモデルでも3万円台なので、私も悩みました。

しかもすでに家に掃除機があって、故障もしていない場合「今じゃなくてもいいか」とも思いますよね。

消耗品の購入が必要

ルンバ本体は本体にゴミを貯めれるので、紙パックは必要ありません。

しかし本体にはブラシやローラーなどいくつかの消耗品があり、劣化の場合交換が必要です。

我が家ではほぼ毎日ルンバを起動させているため、ローラーやブラシは半年に1度交換しています。

ローラーが劣化してくると、本体がゴミを取りきれずキレイに掃除することができません。

ローラーは純正のものと互換品で値段が3倍ほど違います。

互換品を購入してみたところ、純正のものと比較すると掃除音が大きいものの問題なく使えました。

とあ
とあ

実際の購入の際は対応機種や口コミも確認してみてくださいね。

ある程度片付けないと作動できない

ルンバを作動させる場合は、床におもちゃや衣類がないようにある程度掃除しておく必要があります。

「いつも床がぐちゃぐちゃ」

「ルンバ起動までの掃除が難しい」と言う場合は、少し仕組みを変えて掃除しやすい部屋を目指しましょう!

メリット、デメリットをまとめるとこんな感じです。

ルンバのメリット・デメリット

  • 床掃除がとにかくラクになる
  • 床がキレイなだけで片付いて見える
  • 子どもが片付けに協力的になる
  • 本体が高額である
  • 消耗品の購入が必要
  • ある程度片付けないと作動できない

ルンバをお得に購入する方法

最後にルンバ購入の方法は色々とありますが、お得な方法をまとめています。

いつもご自身が買い物する場所や、貯めているポイントなどを組み合わせるのがオススメです。

Amazonで購入する

Amazonは利用者も多く、なんといってもプライム会員なら最短当日ルンバが届くのが魅力ですね。

  • プライム会員ならお急ぎ便無料で最短当日に届く
  • Amazonのポイントがつく
  • 最新モデルも安く購入できるタイムセールやプライムデーが多い
  • 万が一の不良時など、返品交換ができるので安心
  • 他に買うものがなくてもOK

楽天市場で購入する

楽天を普段使っている方なら、なんといってもポイントを貯める&使うでお得に購入することが可能です。

また、公式サイトでは外箱の傷や潰れのアウトレット商品がでることも。

中身は全く同じなので、出会えたらラッキー!

とあ
とあ

アウトレットがでていないかだけでも見る価値ありですね!

  • お買い物マラソン(買いまわりでポイントUP)でポイントが最大10倍(上限7000円)
  • ポイント値引きで安く購入できる
  • アイロボット楽天市場(公式サイト)でアウトレットがでればラッキー

公式サイトで購入する

公式サイトはなんといっても、正規品をメーカー保証付きで購入できるメリットがあります。

ポイントはつきませんが、付属品がついたものやレンタル製品をメンテナンスしたリユース品が買えるのも魅力です。

  • 正規品とメーカー補償(1年間)という安心感
  • 最新スタンダードモデルのセールあり
  • リユース品(定価の50%OFF)なら手軽に始められる
とあ
とあ

どうせすぐに子どもが傷つけたりするので、正直リユース品でよかったな。

もっと早く知りたかったです。

まずは、セール状況やリユースモデルを見てみるのもオススメです。

1年間の補償で安心

今なら最新スタンダードモデルキャンペーン中!

まとめ:段差があっても活躍する|おすすめはスタンダードモデル

段差がある家でも、ルンバは活躍します。

主な理由は下記3つです。

  • 家全体を効率よく掃除できるのはルンバの中でも高額モデル
  • 部屋ごとに掃除する方が短時間で終わる
  • ドアやスロープを使えば段差対策ができる

こどもの食べこぼしや「掃除機かけなきゃ」というストレスが全くなくなりました。

消耗品の購入(2,000円程度)は半年ごとに発生しますが、それでもルンバの仕事は大きいです。

結果、本当に買ってよかったと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。