キッチン排水口の放置系掃除|ヌメリやカビを一掃する方法【カンタン】

この記事は、

悩む人
悩む人

・キッチン排水口が汚い

・なるべくさわらず、短時間で掃除したいな

・今後掃除しないですむ方法があったら知りたい

という人に向けて書いています。

排水口のゴミを捨てる瞬間に見える、ヌメっとした汚れ。

「今日はいいか・・・」と見ないふりをしても、大掃除の時にはキレイにしておきたいですよね。

掃除が面倒な排水口も、塩素系漂白剤と持ち手のあるブラシを使えばカンタンに汚れが落ちます

さらに、キッチンシンク周りの工夫で、今後の掃除を短時間にすることも可能です。

ということで今回は、

  • 排水口の放置系掃除|ヌメリやカビを一掃する掃除術【カンタン】
  • 【すぐできる】今後の掃除を最低限にする、キッチン排水口の作り方6つ

を紹介します。

▲ヌメリや油などで汚れた排水口が

▲つるっとキレイになりました

この記事を書いた人

ワーママ専属お掃除ブロガー

トア

プロフィール

1984年兵庫県生まれ、福祉職で働くかたわら、7年目で2歳と7歳の育児中。超せっかちな性格で、効率重視の掃除について研究中。新しい洗剤や掃除グッズを試さずにはいられない。ブログを書くことと、ミニマルデザインが好き。

トア
トア

排水口を掃除して悪臭防止!

排水ホースが詰まる前にサクッと掃除しておきましょう!

キッチン排水口のヘドロをとる方法

排水口汚れの主な原因

排水口のヌメヌメした汚れの主な原因は、食品カスなどの生ごみによる雑菌や調理ででた油です。

しばらく放置すると、汚れが進化してカビがはえていることもありますよね・・・

でもご心配なく。今回の掃除方法では、ヌメヌメもカビも両方とれます。

また、塩素系漂白剤(キッチン泡ハイター)を使うので、カビや悪臭にも効果のある方法です。

準備するもの

  • キッチン泡ハイター
  • ブラシ
  • ゴム手袋

ブラシは歯ブラシでもいいですが、上記のようなブラシがオススメです。

排水口は水切りカゴやトラップなど複雑な形をしているので、持ち手の曲がったブラシの方が短時間で汚れを落とします。

ステップ1 洗い物を片付けてフラットな状態にする

まずはじめに、シンクに溜まった食器を片付けます。

ここが一番面倒であり、食器の片付けがおわったら排水口掃除の9割終わったと言ってもいいです。

「皿洗うのが面倒なんじゃん!」という方は、こちらの記事もどうぞ

【amazonで一番売れている】キッチン掃除おすすめ洗剤まとめ:汚れ別に紹介するよ

ステップ2 水切りカゴ・排水トラップを外す

次に水切りカゴを外し、溜まったゴミを捨てましょう。

水切りカゴ(ゴミ受け)を外したら、排水トラップ椀がみえるので回して取り外します。

水道1番館ホームページより

「すでにヌメリがひどくて触りたくない」という方は、水を流しながらブラシで軽くこするだけで表面のドロドロはカンタンにとれます。

注意点はトラップを外した後に、ゴミや掃除道具を排水口に落とさないことです。

排水トラップは、排水ホースにゴミが詰まったり、下水道からの悪臭を防いだりするために設置されています。

トラップを外したら、排水ホースがダイレクトに見えます。

この状態で排水ホースにゴミや部品が挟まると、つまりの原因になります。

ポツリ
ポツリ

誤って落とさないよう、注意しましょう!

ステップ3 キッチン泡ハイター噴射して5分放置

外した水切りカゴと、排水トラップに泡ハイターを噴射します。

どちらも5プッシュくらいで大丈夫です。

時間がたってくると次第に汚れは溶けるので、泡だらけにする必要はありません。

ステップ4 水を流しながらブラシでこする

10分ほど放置すれば、ほとんどカビもヌメリも溶けています。

水で流しながらブラシで軽くこすると、あっというまにツルツルになりました。

ポツリ
ポツリ

汚れのついたスポンジを掃除するのが面倒なので、ここではスポンジよりもハンドブラシがおすすめ。

ステップ5 一気に水を流し、封水をキレイに

この部分に取れたヌメリや汚れが残っていると思います。

水道で地道に流すことも出来ますが、非常に時間がかかるため「片手鍋」がオススメです。

片手鍋にめいいっぱい水(60度くらいまでならお湯でも可)をため、この溝部分に一気に流します。

一気に流すと水圧がかかり、溝の中・排水ホースの汚水を一掃することができます。

排水ホースの掃除にはワイヤーブラシやナイロンブラシが使える

排水ホース内の汚れが非常に気になる場合や、とれない場合はワイヤーブラシが便利です。

排水ホースを傷つける恐れがあるので、金属製の硬いブラシは使わないように注意しましょう。

ナイロンなどのやわらかいブラシで優しくこするだけで、十分キレイになりますよ。

奥の方で詰まりが発生している時は無理せず、プロの力を借りましょう。

掃除後はこんな感じです。

泡ハイターを噴射して15分ほどの放置していたので、正味の掃除時間は5分かからないくらいでした。

ついでにシンクも掃除したい!という場合は、こちらの記事もどうぞ。

【すぐできる】今後の掃除を最低限にする、キッチン排水口の作り方6つ

排水口の掃除でヘドロ汚れに直面すると、「できることなら、2度と掃除したくない・・・」と思う人がいるかもしれません。

排水口のキレイを保つため、カンタンに実践できて、排水口掃除の頻度を減らした方法をご紹介します。

水切りカゴのフタをとる

我が家の排水口には、標準設備のフタがついていません。

なぜなら、排水口掃除の時にフタも一緒に洗うのが面倒だからです。

標準でついていたフタは洗うのがめんどくさい形で、フタをすると野菜の皮が引っかかったり、中が見えにくくなっていました。

フタをとって中身が見えると、ゴミを捨てやすくヘドロになる前にササっと掃除できるようになりました。

水切りネットはなくていい

以前は水切りネットをつけていましたが、管理が面倒なのでやめました。

意外となくても大丈夫で、水切りネットをやめると

  • 在庫の管理
  • 水切りネットの購入
  • 毎日の付け替え
  • 水切りネットの保管、収納


これらの手間がマルっとなくなりました。

共働き家庭の貴重な時間、名もなき家事は一つでも減らしていきましょう!

水切りカゴをステンレス製に変える

クリナップ オンラインショッピング

以前はプラスチック製の水切りカゴでした。

プラスチックは油汚れがつきやすく、台所用洗剤+お湯で洗わないとキレイになりません。

目地が細かい水切りかごはちょっと掃除をサボると、ヌメリやカビがすぐに発生していました。

ステンレスに変えてから、ヌメリやカビが発生することはなく、清潔に使えています。

油は直接流さず、凝固剤で固めて捨てる

排水口に油を流すと、水切りカゴや排水ホースで冷えて固まります。

「トイレに次いでトラブルが多いのはキッチンです。その最大の原因は油で、冬場に増加する傾向があります。温かい油は液状ですが、冷えると固形化するからです」

LIXIL 住み人オンラインHPより

そのまま放っておくと汚れはどんどん蓄積し、排水口詰まりや悪臭を引き起こす原因になることも・・・

調理ででた油はシンクに流さず、新聞紙やペーパーなどで拭き取ってから洗うと油汚れを防げます。

100均にも売っている「油の凝固剤」を使うと、油の量が多くても手間がかかりません。

使い方はとてもカンタン。

調理後の油の温度が高いうちに凝固剤を一袋入れ、菜箸などでかき混ぜておきます。

あとは放っておくと油が冷めると同時に、自然と固まります。

固まった油をさっと捨てれば、排水口に流す必要がありません。

フライパンの材質によって、固まった油がうまく剥がれない場合は無印のシリコンおたまが役立ちます。

フライパンや鍋を傷つけることなく、固まった油をキレイに剥がせるのでおすすめです。

生ごみはシンクに入る前に捨てる

食べ残しや野菜の皮などの生ごみをシンクに捨てると、あっという間にいっぱいになりますよね。

何度も捨てるのは面倒だからと三角コーナーを設置すると、三角コーナーを管理する手間が発生します。

野菜クズや食べ残しは使わないボウルや紙袋、新聞などにいれておきシンクに流す前に捨ててしまうのがオススメです。

ゴミはワンアクションで捨てられるように、調理しているすぐそばに「足で踏めば開くペダル式」を設置しています。

タオルバーにフックをつけてレジ袋をセットすると、キッチン周りでのパッケージ・包装も捨てやすいです。

汚れが気になったら、キッチン泡ハイターで除菌

排水口のヌメリや汚れが気になった時は、キッチン泡ハイターで除菌しています。

手順はカンタン。

水切りカゴのゴミを捨てたら、キッチン泡ハイターを吹きかけるだけ。

ネットなし、フタなしの排水口はそれだけでかなりの汚れがとれます。

ハイターはすぐ取り出せる足元に収納しています。

まとめ

キッチン排水口は  を使うとほとんど触らず汚れがとれます。

以下の6つの実践で、毎日の名もなき家事の削減になり、掃除のハードル下がりました。

  1. 水切りカゴのフタを取る
  2. 水切りネットは使わない
  3. 水切りカゴをステンレス製に変える
  4. 油は流さず凝固剤で固めて捨てる
  5. 生ごみはシンクに流さず、ゴミ箱へ
  6. 汚れが気になったら、泡ハイターで除菌(噴射するだけ)

「排水口掃除めんどくさ〜」という方は、ぜひお試しください。

とはいえ、なかなか掃除の時間がとれない、自分の時間が欲しい!という方はプロにまかせるのがオススメです。

一般家庭ではなかなか常備していない業務用洗剤や高圧洗浄などで、ゴロゴロしている間にキッチンの排水口・換気扇などのこびりついた汚れが一掃されます。

キッチンがキレイになると、料理するのも楽しくなります!

それでは、本日もおつかれさまでした!