この記事は、
「毎日の皿洗いってめんどくさい」
「洗い物・・超嫌い、やりたくない」という方に向けて書いています。

LINEリサーチによると、皿洗いは「キライな家事ランキング」で男性5位、女性7位と、数ある家事の中で「キライな家事上位」になっています。
「夕食を食べてゆっくりしていると、つい後回しになっちゃう」といった意見や、「私ばかり洗い物をしてムカつく!」といった意見も多くありました。
そこでこの記事では、洗い物が与える「めんどくさ〜」という精神的負担を減らす方法をまとめました。
時短、環境、ながら家事といった3つのポイントで、すぐに実践できる方法なので、ぜひご一読ください。

現在は食後の洗い物が苦痛ではなくなりました!
むしろ、洗い物時間のおかげで「好きなことをできる時間を確保できた」と言っても過言ではありません。
忙しい毎日の一助になれば、幸いです。
もくじ(途中からもよめます)
皿洗い・洗い物の「作業効率」を上げ、「時短」にこだわる!
まずは、洗い物を「作業」として考え、
・作業時間の短縮
・作業にかかる体の負担を減らす
方法を紹介します。
洗い物の汚れを落ちやすくする
いざ、洗い物にとりかかっても、汚れが落ちないと一気にペースダウン。
洗い物にかかる作業時間を短くするためには、汚れを落としやすくするちょっとした準備が重要です。
汚れが落ちやすくなるためにしていることは、具体的に以下の4つです。
- お湯につけ、汚れが落ちやすいものから洗う
- 洗剤にこだわり、泡持ちのいいスポンジを使う
- 洗剤の補充しやすいボトルを使う
- 食べ切れる量にし、食べ残しをしない
早速いきましょう!
1.お湯につけ、汚れが落ちやすいものから洗う
ご飯や油物など固まると厄介な汚れ。
シンクや洗い桶にお湯をため、数分つけるだけでカンタンに汚れが落ちるようになります。

まず、少しの時間でもお湯に浸けることで、汚れを浮かして取りやすくします。
こびりつきやすいご飯や、卵もお湯に浸けるだけで格段に取れやすくなります。
以前は、
「洗い桶自体の管理が面倒」
「多くて洗い桶に入り切らない」というのが悩みでした。
現在は、シリコン製のシンク栓を使ってお湯を溜めています。
シンク全体を洗い桶として使うことができ、大きな鍋や調理器具もいっぺんにつけ置くことができます。
2.洗剤にこだわり、泡持ちのいいスポンジを使う
洗い物を短時間で終わらせるには、洗い上がりのいい洗剤とスポンジも重要です。
私のおすすめ洗剤は
チャーミー社製【マジカの速乾+(そっかんプラス)】とマーナ社製【おさかなスポンジ】
マジカはなんといっても油切れがよく、ハンバーグやカレーのお皿もキュッキュと洗い上げます。
また、乾きやすい成分配合の洗剤によって、洗いカゴなどでの乾燥時間が短くなり、カビなども生えにくいのが嬉しいポイント。

お魚スポンジは握りやすく、細かいところも洗える絶妙なカタチです。
また、とっても泡持ちがいいので、何度も洗剤を足す必要がなく、経済的にもありがたい。
3.洗剤の補充しやすいボトルを使う

洗剤ボトルは、洗い物の途中に足しやすいものを採用。
このボトルは、ワンプッシュで適量出て、液ダレしないのが愛用ポイント。

お気に入りのお店のものや、シンプルなデザインなど「出したままでも素敵なボトル」にするとテンションが上がって洗い物も楽しくなります!
4.食べ切れる量にし、食べ残しをしない
食べ残しをしないことで、食材の保存やごみの処理などにかかる手間を減らすことができます。
できるだけ食べ切れる量にし、キレイに食べるきることで節約にもなり洗い物のハードルも下がって一石二鳥!
洗い物の量を少なくし、扱いやすい食器や調理道具を取り入れる
洗い物にかかる時間を短くするためには、洗い物(皿やなべ)の量や質も重要です。
- ボウルやフライパンなどは使い回し、たくさんの調理道具を使わない
- 扱いやすい調理器具をつかう
- もしくは、小皿を複数使って脳の負担を減らす
- ワンプレートを取り入れたくさんの皿を使わない
- シンプルで気を使わない皿を使う
5.ボウルやフライパンなどは使い回し、たくさんの調理道具を使わない

洗い物の中でも、大きい鍋やフライパンなどの調理器具は特に大変ですよね。
ボウルやフライパンはたくさん使わず、
・深めのフライパンで茹でる→同じフライパンを使って肉を焼く
・調理が終わったらすぐに洗う
などの段取りで、洗い物を少なくすることができます。

我が家にある鍋やフライパンは、上の写真のもので全部です。
・胡麻和えなどを作る際は、ボウルの代わりにビニール袋、
・揚げ物をおろすバットと金網→新聞紙とキッチンペーパー
にすることで、洗い物を減らせます。
6.扱いやすい調理器具をつかう

次に、重すぎるなべや焦げ付きやすいフライパンも、意外と労力がかかります。
普段忙しい平日は
・フッ素加工でスルッと汚れが落ちる鍋
・片手でさっと調理ができる雪平鍋
は、軽くて扱いやすくおすすめです。
煮る、焼く、揚げる、おおよそのことが手軽にできます。
7.小皿を複数使って脳の負担を減らす

「お皿を割らないように」
「大きいものから順に重ねて」と、色々なサイズのお皿があることが、気づかない間にストレスになりませんか?
小鉢・大皿・中皿・・・たくさんの種類を使うと、洗う順番や重ねる順番を考える必要があります。
今日のおかずは小皿だけ!など、種類を限定するのもオススメです。
洗い上がりに洗いかごに入れる際も、大きさを気にせずポンポン放り込めます。
8.ワンプレートを取り入れる

ランチでも人気のワンプレート。
洗い物も減って手間がかかりません。
子どもでも「一回分の食事」の量がわかりやすく、お子様ランチのように楽しく食べられます。
「平皿では煮物など、汁気のあるものを盛り付けられない!」のが悩みでしたが、
・ご飯にかける
・アルミホイルでガードを作る
ことで、ワンプレートでも採用することができます。
(アルミホイルはレンジにかけられないので、使う場合は食べる直前に盛り付けがオススメです)
9.シンプルで気を使わない皿を使う
「このお皿高かった!」「思い出の品」などの食器は、自然と扱いに神経を使いますよね。
仕舞い込んでおくより、普段使っている方がいいよね!と割り切って使うのも素敵。
我が家は食器も少数精鋭。
子どもとバタバタの平日は、いつでも購入できるシンプルな食器にしています。
無印の定番食器、お財布に優しく、割れて購入することになっても大丈夫。
洗い物をする環境を整える
洗い物にストレスなく取り掛かるには、意外と環境こそ大事!
作業スペースを広げたり、衣服をちょっと意識するだけでもストレス軽減につながります。
- 三角コーナーやスポンジラックなど思い切ってやめてみる
- 袖や服をカバーしてくれる割烹着を取り入れる
- 水切りかごやマットを使う
- キッチンマットをひかない
- 出し入れにノーストレス!ゆとりある収納にする
10.三角コーナーやスポンジラックなど思い切ってやめてみる

我が家は三角コーナーを置いていません。
都度出るゴミはビニールや使わない紙袋へポイ!
また、システムキッチンに備え付けのスポンジラックもシンクを広く使うため、取りました。
現在はスポンジ、ハンドドープ、ショック洗い洗剤は無印のコンパクトなラックに置いてます。
三角コーナー、スポンジラック分の作業スペースが広くなったことで作業しやすく、三角コーナー自体の掃除など、面倒な管理も不要になるのでオススメです。
11.袖や服をカバーしてくれる割烹着を取り入れる
普段着で洗い物をする際、水が跳ねたり服が汚れるのが気になって、そ〜っと洗い物をしていました。
また、パジャマの素材によっては袖がまくりにくかったり、ズルズル落ちてきたり。
そこで、現在は割烹着や汚れても全く問題ない家事服を使っています。
作業しやすく、汚れてもいい状態で思いっきり洗い物をすると気分爽快!
どんな袖もしっかりキープしてくれるので、おすすめです。
12.水切りかごやマットを使う
洗い物を一時置きするための水切りカゴを使っています。
以前は省スペースのため、水切りマットを使っていましたが、家族の要望で重ねてポンポン入れやすい小型の水切りカゴにしました。
拭いて片付ける余裕のない時は、勝手に乾くから便利。
水切りカゴ自体のヌメリやカビも気になるので、なるべく洗いやすいコンパクト・シンプルな形のものがオススメです。
13.キッチンマットをひかない
現在、キッチンマットは引いていません。
洗い物中に飛んだ水、野菜の切りカスなどは最後にまとめて拭きあげます。
洗えるキッチンペーパーで、シンク周りの水を拭いた後、最後は床へ。
ゴミを集めつつ、ペーパーごと捨てるのでキッチンマット洗濯の手間もかかりません。
14.食器棚はノーストレス!ゆとりある収納にする

食器棚への動線を考え、キッチン内に配置しました。
以前は扉があったのですが、いちいち扉をあけてしまうのが手間になり、外しました。
オープン収納になったことで、全体が見やすくなり、しまう手間も軽減しました。
また、上下に違うサイズの皿などは重ねず、ポイポイ放り込める食器量に厳選しています。
洗い物の「精神的負担」を少なくする

いくら洗い物の時間が短くなっても、
「食後ゆっくりしたいのに、私だけ洗い物ムカつく・・・」
「毎日過ごす不毛な時間・・・なんとかならない?」
という気持ち、めちゃわかります。
毎日少ない時間を紡いで過ごす「働き人」にとって、この不毛な時間を感じることがストレスにもなりますよね。

なんなんだ!この意味のない時間は!
こちとら、1分1秒も無駄にできないのよ!
タイム・イズ・マネー!!!
ということで、洗い物にかかる「精神的な負担」を減らすため、取り入れた方法も紹介します。
15.家族を巻きこみ「自分だけ感」をなくす
まず、なんといっても家族はご飯を食べ終えてゴロゴロ・・・
そんな姿を見ながら洗い物にかかるのは辛いことです。
そこで、

母はこれから洗い物にとりかかる!
諸君は何ができそうだい?
洗濯物畳む?寝室を整える?
と、「家事は、みんなでやろう!」をスローガンにし、積極的に協力を求めます。

子どもに手伝わせるとかえって負担が増える!と思う家事・・・
ですが、頑張ってお手伝いする姿にきっと励まされるハズです。
子どもの年齢にもより
・タオル畳み
・おもちゃの片付け
など、家事を少しずつ覚えることによって、長期的に見ると必ず戦力になります!
16.【洗い物と好相性!】「ながら家事」を取り入れる
洗い物は家事の中でも「頭を使わない」家事の一つではないでしょうか。
作業量は多く、毎日の繰り返しが面倒な洗い物。
ですが実は、「ながら家事」との相性抜群です。
特に、作業の手を止めず、耳だけで行うことができる音楽・ラジオ・オーディオブックなどがおすすめです。


愛用のairpods(ワイヤレスイヤホン)です。
子どもが寝ていても、気にせず音を聞きながら家事できます。
テレビや連ドラなどは、続きが気になってつい手が止まってしまうので、私は音声のみ楽しみます。
音楽を聴きながらノリノリでやるもよし、資格やスキルアップのためにyoutubeなどで勉強するもよし。
例えば、
1日15分×365日=5,475分
なんと、年間で約91時間にもなるのです!
私は洗い物の時間を勉強時間にあて、ファイナンシャルプランナー3級を取ることができました。
気分が乗らない時は、お笑い系ラジオで乗り切ります。

まとまった時間をとりにくい「働く母」
「毎日繰り返しの洗い物時間」こそ、自分時間に使ってみてはいかがでしょうか!
まとめ

疲れた体に、ラスボス級のダメージを与える洗い物。
しかし、毎日することだからこそ「少しの時短」で時間節約の効果大!
また、自分の好きな環境で、好きな音楽ややりたい勉強を【ながら家事】しやすいのも、洗い物のいいところ。
少しでも日々の負担が減れば幸いです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また!