「カビやぬめりの発生を防ぐためには、毎日のお掃除がおすすめです」
「入浴後、5分の掃除が汚れも落ちやすくおすすめです」
といったお風呂掃除のハウツーを聞いたことはないでしょうか?

・・・って、そんなの無理に決まってるだろ!お風呂上がりは、走り回る子を捕まえてオムツを履かせたり、保湿剤塗ったり、掃除に充てる時間なんて1ミリもねーのよ!
そういった人に向けて、この記事を書いています。
毎日フラフラになって帰宅し、「風呂掃除まで手が回らない!」といった働く母、父の負担が少しでも軽減すれば幸いです。

ポツリです。6歳と1歳の男の子の育児中でフルタイムで働いています。
仕事ではうだつの上がらない毎日です。
劇団ひとり似の夫は帰りが遅く、家事を頼るのは難しい状況です。
「せめて家くらいは癒される場所にしたい」と思い、【働きながらできる効率・時短の掃除方法】を情熱的に研究しています!
専門家が毎日こまめな掃除をオススメする理由として、汚れは放置すればするほど手強くなり、落とすのが大変になるからであり、お風呂の汚れの大きな原因として次の3つがあります。
- 石鹸カス
- 皮脂
- 水垢
カリカリに固まった白い水垢汚れは普通の洗剤では落とすことが難しく、石鹸カスや皮脂を栄養に増える「カビ」は一度ついてしまうと梅雨の時期でなくても厄介です。
また、入浴直後に掃除がオススメされている理由は、
・皮脂などがお湯などでふやけて落としやすい
・水アカは付着したばかりの軽い汚れのうちに落としたい
といった理由が挙げられます。
とはいえ、働く母にとって毎日お風呂するのは超絶難しい、しかも「入浴直後」というのは小さな子供と一緒に入る場合めちゃくちゃハードなタイミングなのです。

そこで、我が家でお風呂掃除の効率化のためにやっていること次の3つとなりました。
- 風呂掃除は入浴中がベストタイミング!
- 入浴中の風呂掃除はボディソープとスポンジ1個で十分!
- お風呂掃除のストレスになるものを置かない!
意外に思うかもしれませんが、毎日(しない日もある)の掃除は上記で十分です。
ボディソープとスポンジ1つでほとんどの汚れは落ち、「風呂掃除めんどくさ〜」から解放されています。
それでは、ひどい汚れを防ぐ掃除の目安、風呂掃除のストレスが少なくなる掃除道具の選び方、時短のためにお風呂場に置かなくなったものを順に紹介して行きます。
もくじ(途中からもよめます)
ひどい汚れになる前に。毎日の掃除はとにかくターゲットを絞って簡単に!
風呂掃除と一言に言っても、掃除場所は意外と多い。
お風呂掃除する場所は次の部分です。

その中で私がほぼ毎日の掃除で掃除するのは、「浴槽」「壁」「蛇口」の3つだけです。

正直、「毎日掃除するなんてめんどくさい」と思うかもですが、掃除のタイミングとお風呂場の見直しでかなり効率化を図ることができます。
忙しいワーママのお風呂掃除は入浴中がベスト!

私が入浴中にお風呂掃除ををおすすめする理由はたった一つ。
ズバリ・・・「それ以外に時間がないから。」
お風呂前には食事の準備や洗濯もあるし、お風呂上がりは子どもの着替えや夕食など、常にバタバタ。
入浴中以外にお風呂掃除にかけられる時間はないのです。
そうなれば、いっそのこと入浴中についで掃除をしてしまうのがベスト。
毎日でも続けられる、おそらくこれまでのどんな掃除方法より簡単。
トリートメントの放置時間、子どもの体洗いの見守り中など空いた数十秒、数分で大丈夫です。
働く母流、どこよりカンタンな毎日のお風呂掃除の方法
まず、ボディソープをスポンジにつけクシュクシュします。
壁や蛇口、浴槽をゴシゴシ!
体を洗い流すタイミングで、風呂一周シャワーで流せば終了です。

入浴中の掃除のため、お湯でふやけて汚れが落ちやすくてオススメです。
子どもの体に優しいボディソープなら安心!
毎日の掃除なら、十分汚れを落とすことができますよ
もし、ボディソープでは落としきれない手強い汚れがある場合は、週に1回程度の「念入り掃除」で撃退します。
浴槽にお湯を張っていて入浴中に掃除ができないという方は、次の2つの方法があります。
①入浴中に浴槽にお湯を溜めている場合
入浴後、お湯を抜く。
お湯が抜けている間に浴室内で体を拭く、保湿剤を塗る。
その後浴槽をボディソープで洗い流す。
②家族などのためにお湯を抜くことができない場合
翌朝、洗面所で顔を洗うついでに洗う。
この時、「放置系洗剤」などを使うと、汚れは流すだけでゴシゴシする必要がありません
一見キレイに見える、でも毎日掃除しないといけない?

でも、そもそもそんな毎日掃除しなくてもいいんじゃない?
そんな汚れているように見えないけど・・・
「毎日」と言われると、一気に掃除のハードルが上がって「もういいや」って諦めたくなりますよね。
そうなんです。絶対毎日する!と決めるとしんどいので、掃除はこんな目安でやっています。
- シャワーで壁を流してみて、水切れが悪くなったら
- タイルや目地に黒またはピンクの汚れを発見したら
- 浴槽は水とお湯の境目を中心に
詳しく説明します。
汚れが付くと、壁の表面がザラザラになります。
例えるなら、オフロードの凸凹道とイオンモールのツルツルの床のような・・・

当たり前ですがツルツルの床の方がスムーズに水が流れます。
水を流した時の水滴が「ツルー」っと流れなくなったら、目には見えなくても表面には汚れがつき始めていてそのまま放っておくと落としにくい汚れになってしまうので早めに落とします。

タイルや目地に黒やピンクの汚れを見つけたら、掃除のサイン。
黒い汚れは「カビ」で、表面に着いたくらいならスポンジで十分落とせますが、目地やパッキンの中に「根を張る」と専用カビ取り洗剤でも落としづらく、根深いカビの色も残ってしまいます。
ピンク汚れの正体は「ロドトルラ」といい、酵母菌やバクテリアの一種です。
石鹸カスや皮脂を栄養源とします。
「う〜わ!あっという間に増殖してる!」と、働く母の家庭では切ってもきれない汚れではないでしょうか。
とにかく広がっていくすスピードが驚異的なので、見つけたらスポンジとボディソープで一掃します。
汚れ周辺にもすでに菌が増殖している場合があるので、汚れ一帯を一掃するイメージです。
浴槽の一番汚れがたまる部分は湯と浴槽の境目です。
毎日お湯を張り替える場合はこの浴槽と湯の境目をスポンジでなぞるだけでも、おおよその汚れを取ることができます。

毎日の風呂掃除をさらにラクにする、おしゃれな掃除グッズ
毎日の掃除をラクにするためには、効果的で気分を上げてくれる掃除グッズも重要!
我が家で現在、「毎日の掃除」で使っている掃除グッズは次の2つ。

サンサンスポンジ
無印良品のボディソープ
です。
スポンジを選ぶポイントは、
- 水切れがいい
- コンパクトで、小回りが効く
- 【重要】髪の毛がついても目立たない
といったところを重要視しています。

スポンジの水切れがいいと、タオルバーに乗せているだけですぐに乾きます。
スポンジがカビや滑りの温床になってしまい、掃除しているつもりがカビや汚れを広げてしまうことを防ぎます。
また、コンパクトで小回りのきくスポンジは、蛇口や目地など細かいところの汚れが落としやすく、専用ブラシや古い歯ブラシを持ってこなくても、細かい汚れに気づいた時にササっと落とすことができます。
「掃除道具を増やしたくない」人にもオススメです。
3つ目の「髪の毛がついても目立たない」のは一番重要。
毛がからまったスポンジは、なんとなく手に取るのが億劫になってしまいますよね。

毛が絡まっても分かりづらい、黒やグレーなどのスポンジは出しっぱなしでも生活感が出にくいのも嬉しい!
物が少ないほど掃除時間が短縮!我が家で置かなくなったもの

現在の我が家の風呂場です。
お風呂掃除の「時短」「効率化」をするにあたって避けて通れなかったのが、「置くものを厳選すること」です。
数年前から少しづつものを減らし、現在のお風呂場はこんな感じになっています。
- ボディソープ(吊るすタイプ)
- シャンプー(吊るすタイプ)
- トリートメント(吊るすタイプ)
- スポンジ
- ボディタオル
- 泡洗顔
- いす
- ひしゃく(洗面器を兼ねる)
シャンプーやボディソープは吊るすタイプにかえ、ボトルの洗浄やヌメリ、詰め替え作業から解放されました。
スポンジは浴室掃除用のもので、ボディタオルは主人だけ使い、私と子どもたちは手で洗います。
もともと乾燥肌だったので、ボディタオルがなくても全く問題ありませんでした。
物を減らすことで、掃除の手間が激減したことが毎日の風呂掃除のストレス軽減になってます。
毎日の風呂掃除まとめ

「疲れた〜・・・はぁ・・・これから家のことしなくちゃ(涙目)」の働く母・父にとって、できればしたくない風呂掃除。
「毎日」「入浴後5分」「風呂の中に水気を残さない」など聞くと、ハードルが高すぎますよね。
でも、カビや石鹸汚れを溜めないためにはちょこちょこ気づいた時にできればベスト!
できるだけこまめに掃除することで、ラスボス的な汚れになるのを防ぎます。
ほぼ毎日の掃除を続けるためには
- 入浴中に掃除してしまう
- 道具はスポンジ1つ。体も洗えるボディソープでゴシゴシ
- カビやピンク汚れを発見したら、壁の水滴がスムーズに流れなくなったでOK
- 排水口やその他の掃除は時間がある時にまわす
- 物と掃除の手間を減らす=少数精鋭の風呂場作り
がポイントです。
面倒な風呂掃除ですが、キレイな風呂で入るお風呂はとっても気持ちよく格別!
働く母・父こそためには家のお風呂で疲れた体を癒しませんか!
本日もお疲れ様でした。
最後までお読みいただきありがとうございました!