この記事は、
ルンバほしいなぁ、でも段差の多い家でも大丈夫かな。
という方にむけて書いています。
床掃除を完全自動化してくれる、人気のロボット掃除機「ルンバ」。
築２５年の中古マンションで段差の多い我が家で、ルンバがちゃんと使えるか不安でした。
結論、ルンバが活躍しすぎたので、１年半使ってみてわかった注意点や各段差での動きを紹介します。
- 段差が多い家でルンバが活躍する理由
- ラグ、部屋間の段差でのルンバの動き
- 段差のある家で快適に使うためのコツ
いつみてもキレイな床って気持ちいい。
子どもの食べこぼしにも寛容になれました。
しがない会社員お掃除ブロガー
トア
兵庫うまれ、兵庫育ち。 大学卒業後は通信会社で窓口業務を担当。 結婚、出産を経て復職するも、毎日繰り返しで成果の感じられない家の掃除や片づけに悩む。 ちょうどその頃、「毎日繰り返し行うことこそ、深まりや発見がある」という和尚さんの話に感銘を受け、掃除について日々創意工夫しながら楽しむことを決意する。 掃除をすることで心や時間に余裕が生まれた自身の経験をもとに、本ブログを開設。 働く母が掃除自体を楽しめる、小ネタ集のようなブログを目指して執筆中。
もくじ（クリックするととびます）
段差が多い家でもルンバが活躍する理由
理由１：部屋ごとに掃除すればいいから
家の中に段差があっても、部屋ごとに掃除すればいいので全く問題ありません。
家全体を掃除するのに比べて、小さいスペースごとに掃除する方が短時間で完了します。
理由２：こまめに掃除ができるようになるから
忙しい時に手軽に床掃除ができるのは、ありがたい限り。
子どもの食べこぼしもホコリも気にならなくなりました。
理由３：落下防止センサーがあるから
落下防止センサーが段差を感知するので、放っておいても落下する心配がありません。
例えば玄関と廊下の間に段差があっても、段差を感知すると引き返していきます
万が一落下してしまった時は、次の方法をお試しください。
- 落下防止センサーが汚れている
ホコリなどで反応が悪い時は、メラミンスポンジや布巾で落下防止センサー部分を拭くと改善します。 - 段差を認識できない微妙な高さ
扉を閉める、バーチャルウォール（ルンバ用の侵入禁止センサー）などで対策できます。
我が家の場合3.5センチの和室の段差だけ落下しました。
各段差での動きはこんな感じ
イブルを敷いた床（厚み：０.５cm）
リビングの床に「イブル」を敷いています。
カーペットほど分厚くなく、子どもの昼寝などにも使えるキルティングの万能布です。
イブルでは、シワなくキレイに敷いていると登り、下り共に問題なし。
しかし、やわらかいのでシワができるとルンバが巻き込んでしまい、停止しました。
お風呂場との境目（段差：２cm）
お風呂場と脱衣所の境目です。
写真のとおり高さ２センチのゴム製の仕切りがあります。
ゴム製の仕切りは指で押すと曲がる硬さで、問題なく超えることができました。
厚手のカーペット（段差：２.５cm）
カーペット表面は麻のような素材です。
こちらも問題なく登り、降りができました。
イブルと違って固めの素材なので、ルンバが巻き込んでエラーになることはありませんでした。
和室との段差（３.５cm）
玄関との段差は登ることができませんでした。
また下りは段差センサーが働き、引き返していきました。
部屋と廊下（段差：１０cm）
部屋と廊下の段差も玄関同様登ることはできず、下りも段差センサーにより引き返していきました。
段差のある家で快適に使うためのコツ
コツ１：バーチャルウォールを使う
バーチャルウォールとは、ルンバの侵入を防ぐセンサーです。
ルンバが侵入して欲しくない場所に赤外線の見えない壁を作り、侵入を防止します。
赤外線の壁を作る「バーチャルウォール」と、半径６０センチの円形に壁を作る「デュアルバーチャルウォール」の２つのモードがあります。
バーチャルウォール背面のスイッチで、２つのモードの切り替えが可能です。
コツ２：スロープを使う
３センチ程度の軽い段差なら、長さ１０センチほどのスロープで解消できます。
一度で掃除を完了するにはスロープを設置するのもアリです。
コツ３：ドアをしめて起動する
ドアを閉めて段差の方に寄せ付けないのが1番簡単。
唯一エラー停止してしまう和室との段差（3.5センチ）は戸を閉めて対策をしています。
コツ４：コード類はまとめる
コンセントやケーブルが床付近にあると、ルンバが巻き込んでしまいます。
コードの断線や、ルンバ故障の原因になるため、キッチンカウンターの上に充電スペースを作りました。
左の箱はルーターのモデム、右の箱にはスマホやApple watchの充電ケーブルが入っています。
コツ５：子どもやペットと一緒にしない
髪の毛や洋服が巻き込まれる可能性があるので、部屋にいない時にかけています。
海外ではペットの蛇が絡まってしまう事故もあったそうなので、ワンちゃんたちもゲージにいれてあげたほうが安心です。
コツ６：ラグは厚手がおすすめ
柔らかいラグ、薄いラグはルンバにまきこまれることがあります。
ラグを敷いたままルンバをかけたい場合は、固めで２センチ以内のものがおすすめです。
我が家ではダイニング側は敷いたままのラグ、リビング側は子どもの昼寝に使えて洗濯も簡単なイブルを使っています。
ルンバのデメリットってある？
ルンバのメリットはたくさん紹介されているので、あえてデメリットを紹介したいと思います。
逆にデメリットが気にならない、という場合は買いですね！
デメリット１：本体が高額
一つ目は本体が高額であるということ。
1番ベーシックなモデルでも３万円台。
すでに家に掃除機があって、故障もしていない場合「今じゃなくてもいいか」とも思いますよね。
デメリット２：消耗品の購入が必要
ルンバにはブラシやローラーなどいくつかの消耗品があり、劣化の場合交換が必要です。
我が家ではほぼ毎日ルンバを起動させているため、ローラーやブラシは３ヶ月に１度のペースで交換しています。
ローラーが劣化してくると、本体がゴミを取りきれずキレイに掃除することができなくなるんです……。
ちなみに、ローラーは「純正」のものと「互換品」とで値段が３倍ほど違います。
互換品を購入してみたところ、純正のものと比較すると掃除音が大きいものの問題なく使えました。
互換製品を実際に購入するときは、対応機種や口コミも確認してみてな。
デメリット２：片付けないと作動できない
ルンバを作動させる場合は、床におもちゃや衣類がないようにある程度掃除しておく必要があります。
「いつも床がぐちゃぐちゃ」
「ルンバ起動までの掃除が難しい」と言う場合は、少し仕組みを変えて掃除しやすい部屋を目指しましょう！
メリット、デメリットをまとめるとこんな感じです。
メリット
- 床掃除にかかる時間の削減
- 片付ける習慣を手に入れる
- 床が汚いストレスがない
デメリット
- 本体が高額である
- 消耗品の購入が必要
- 床を片付けないと作動できない
段差が多い家におすすめのモデル
高額なモデルは「ナビゲーション走行」が搭載されており、部屋の間取りを把握して効率的に掃除します。
一方、価格の安いモデルは部屋がキレイになるまで、ランダムにいろいろな角度から何度も走行します。
部屋ごとに掃除する必要がある段差の多い家は、ランダム走行で十分ではないかと思います。
ベーシックモデル（価格の安い機種）で十分活躍できるということです。
ルンバをどこで買うのがおすすめ？
最後にルンバ購入の方法は色々とありますが、お得な方法をまとめています。
Amazon
Amazonは利用者も多く、なんといってもプライム会員なら最短当日ルンバが届くのが魅力ですね。
- プライム会員ならお急ぎ便無料で最短当日に届く
- Amazonのポイントがつく
- 最新モデルも安く購入できるタイムセールやプライムデーが多い
- 万が一の不良時など、返品交換ができるので安心
- 他に買うものがなくてもOK
楽天市場で購入する
楽天を普段使っている方なら、なんといってもポイントを貯める＆使うでお得に購入することが可能です。
また、公式サイトでは外箱の傷や潰れのアウトレット商品がでることも。
- お買い物マラソン（買いまわりでポイントUP）でポイントが最大１０倍（上限７０００円）
- ポイント値引きで安く購入できる
- アイロボット楽天市場（公式サイト）でアウトレットがでることもある
公式サイトで購入する
公式サイトはなんといっても、正規品をメーカー保証付きで購入できるメリットがあります。
ポイントはないものの、付属品がついたものやレンタル製品をメンテナンスしたリユース品が買えるのも魅力です。
- 正規品とメーカー補償（１年間）という安心感
- 最新スタンダードモデルのセールあり
- リユース品（定価の５０%OFF）なら手軽に始められる
どうせすぐに傷がつくから、正直リユース品でよかったな。
もっと早く知りたかった〜。
キレイさにそこまでこだわらない方は、リユースモデルを見てみるのがオススメです。
さいごに：段差があっても大丈夫！
段差がある家でも、ルンバは活躍します。
主な理由は下記３つです。
- 落下防止センサーがあるため安心
- 部屋ごとに掃除すればいいだけ
- ボタン押すだけ。掃除機をかける時間的拘束がなくなる
こどもの食べこぼしや「掃除機かけなきゃ」というストレスが全くなくなりました。
消耗品の購入（2,000円程度）は２～３か月ごとに発生しますが、それでもルンバの仕事は大きいです。
