この記事は、
洗濯物の片づけを早く終わらせたい。
早く終わらせるコツとかあるかな・・・
という方に向けて書いています。
取り込んだ洗濯物を片づけるまでには、実は複数のタスクがあるんです。
毎日当たり前に行っている作業を見直すことで、片付けにかかる時間を大幅に短縮することができます。
この記事では、
- 洗濯物の片付けが早くなる時短アイデア
- 【子どもたちも戦力に】洗濯片付けを手伝えるようになった5つの方法
を紹介します。
ワーママ専属お掃除ブロガー
トア
1984年兵庫県生まれ、福祉職で働くかたわら、7年目で2歳と7歳の育児中。超せっかちな性格で、効率重視の掃除について研究中。新しい洗剤や掃除グッズを試さずにはいられない。ブログを書くことと、ミニマルデザインが好き。
ちょっとした時間のやりくりが、自分時間の捻出につながります。
面倒な洗濯物片付けのタスクをどんどん削っていきましょう!
もくじ(クリックするととびます)
洗濯物の片付けが時短になるアイデア10選
「洗濯物を片付ける」にかかる一般的なタスクは以下のとおり。
- カゴから洗濯物を出す
- 洗濯物を畳む
- 家族ごとに洗濯物を分ける
- 収納場所に運ぶ
- アイロンをかける
一つ一つのタスクに複数の動作があり、その動作が少ないほうが時短になります。
例えば、「畳んだ洗濯物を収納場所に運ぶ」というタスクでいうと、5箇所に運ぶより2箇所に運ぶ方が時間が短くなりますよね。
地味な作業ではありますが、こういったタスクを見直して効果のあったものをまとめてみました。
取り掛かりやすいものからお試しいただけると幸いです。
洗濯カゴは持ちやすく大容量のものを選びましょう。
一度で運べる量が増えて、複数に分ける手間がなくなるからです。
週末に保育所や給食当番などの洗濯物が増えても、一度に取り込むことができます。
また、素材は安全で通気性が良いものがおすすめです。
濡れたものを入れる洗濯カゴ自体にカビが生えたり錆びたりしてしまうと、買い替えやカビ取りの手間が発生します。
子どもが度々洗濯カゴに登ろうとするので、キャスターのついていないプラスチック製のカゴを使っています。
洋服は極力ハンガーにかけて保管し、畳む手間を省いています。
一つ一つ材質やサイズの異なる洋服を畳む必要がなくなり、シワにもなりません。
特にワンピースやワイシャツは畳むのが面倒な上、すぐシワになります。
ハンガー収納をすることで、アイロンがけと畳む時間を省略することができました。
我が家では衣類のほとんどをハンガー収納にしているため、足りないスペースはハンガーラックを使っています。
使用するハンガーですが、出来るだけスリムで服がサッと取り出せる「アルミハンガー」がおすすめです。
ハンガー自体が分厚いと、それだけクローゼットやハンガーラックのスペースを使います。
また、ハンガー同士が引っかかり取り出すだけで一苦労。
ハンガーが細いと厚みがでず、目的の服をサッと取り出すことができます。
型崩れは防止のため滑り止めハンガーを使っていましたが、取り出しがスムーズにできないためアルミハンガーを使っています。
クローゼットの中でも主張せず、丈夫。
束ねてもっても重くないので買い足しています。
我が家ではパンツ・靴下・子どもの服は畳んでいません。
パンツや靴下は畳まなくてもシワになりにくく、畳んでもすぐに広げて履いちゃうからです。
洗濯を取り込んで、靴下やパンツはポイポイ各家族の引き出しに放り込むだけ。
小物を畳まないと割り切ったことで、時短につながりました。
畳んだ洗濯物を各家族ごとに積んでいくのをやめました。
積んだ洗濯物を子どもが崩したり登ったりして、なかなか作業が進まないからです。
また、収納場所ごとに洗濯物を積み上げると、かなりのスペースを使いますよね。
現在は、手に取ったものから順番に家族のボックスにポイポイ投げ入れています。
しまう場所ごとに積んでいかないので、洗濯を片付ける場所も省スペースで収まるようになりました。
下着や洋服などに用途別にわけず、一括して個々のボックスに放り込んでいます。
この方法だと、複数の引き出しを開け閉めしたり仕分けたりする必要がありません。
靴下・パンツ・トップス・・・と分けていた時は、しょっちゅう子どもに「シャツがない〜靴下がない〜」と呼ばれていました。
結局探してみると、別の引き出しに入っていたり、別の家族のものに紛れているんです。
1人1ボックスで探し物も減りました。
自分のボックスを探せばたいてい見つかるので、探し物は自分で見つけられるようになりました。
一度広げた洗濯物を別の場所に移動するのは面倒なので、しまう場所の前で広げましょう。
しまう場所の前で畳めば、洗濯物を持って移動する必要がなくなります。
適当に広げて、ポイポイ片付けていきます。
テレビが見える配置で作業しています。
たたんでから移動する必要がないので、CMまで待つ必要もありません。
洗濯物を片付ける場所はなるべく一か所にまとめるのがおすすめです。
洗濯物を家中運ぶのは大変ですし、複数の場所にしまうのに時間がかかるからです。
例えばこども部屋・洗面所・寝室・クローゼットなど複数の場所に運んでいる場合は、どこかに集約するだけでしまう手間が減ります。
我が家ではほとんどの衣類を、リビングと隣接する寝室に置いています。
子どもから目が離せない時や、テレビの続きが気になる時でも少ない動作でしまうことができます。
洗濯物をしまう場所を変えてみるのも効果があります。
これまでは「子ども服は子ども部屋」が当たり前だと収納していた場合でも、他の場所にしまう方が効率がよくなる場合があるからです。
収納をまとめる場所ごとのメリットは以下の通りです。
- 脱衣所・・・
タオルなどをしまう時に一緒にしまえる。
風呂上がりに着るものを別の部屋から持ち込む必要がない。
脱衣所に洗濯機を設置している場合が多く、汚れ物を運びやすい。 - リビング・・・
帰宅後の家事割合が多いキッチンから、子どもの着替えを見守ることができる。
冷暖房をメイン稼働している場合が多く、快適な室温で着替えができる - 寝室・・・
クローゼットが備え付けてある場合が多く、ハンガーを含めた収納場所を確保しやすい
我が家では長男・次男ともに「自分でやってみたいけど見ていてほしい」タイプなのでリビングに着替え一式を収納しています。
続いて、服はできるだけアイロンがいらない素材を選ぶようにしています。
アイロンがけ時間の短縮にもなりますし、外出先でもシワをきにしなくて済みます。
例えば、普段使いのワンピースはシワ防止の素材を選ぶとデスクワークや電車での移動でも「座りシワ」が気になりません。
シワになりやすいかどうかは生地自体の「反発性」と「厚さ」によって決まります。
・ポリエステル
・ナイロン
・ウール
の素材のものは「キックバック」といい反発性の高い素材でできているので、シワになりにくい性質があります。
反対にリネン(麻)・コットン(綿)などの天然素材はシワになりやすく、薄手のシャツやスカートは特にシワへのケアが必要です。
子どもの衣類は、ジャージや体操服が普段使いに重宝します。
その他、細々した家事タスクの見直しはこちらの記事もどうぞ。
毎日の家事リスト|書き出し&見直しで時間を作る方法【テンプレートあり】【今日から戦力】洗濯物片付けを子どもに手伝ってもらう4つの事例
家事導線の見直しに次いで、子どもにもできる洗濯物片付けの仕組み作りに着手しましょう。
帰宅後のバタバタの中、洗濯物片付けを手伝ってもらうことでお母さんのタスクが減ります。
ここからは子どもたちでも簡単にできる片付け方法をまとめました。
子どもに簡単な片付けを取り入れて、家族全員の片付けハードルが下がったことを実感しています。
ぜひ、取り組みやすいところからお試しください。
タオルはフェイスタオルをメインで使っています。
バスタオルは大きく畳むのが大変だからです。
また、サイズがバラバラでその都度「どうやって畳もうか」と考える必要があります。
現在は子どもにも扱いやすく、たたみやすいフェイスタオルを普段使いしています。
畳むのがラクになり、干す時にも省スペースですぐ乾くようになりました。
バスタオルに比べると、買い替えの費用も安いのでオススメです。
子どもの下着や保育園のタオルやエプロンは同じ柄・形のものに統一しています。
同じ柄にすることで、誰の・何に使うものか子どもでも迷わず判別しやすくなるためです。
例えばタオルを同じ柄に統一すると「はらぺこあおむしは弟が保育園に持って行くもの」と簡単に見分けがつくようになりました。
夫が保育園準備をする時にも、わかりやすくなりました。
買い替え時も同じものを変えばいいので、迷う時間がなくなります。
ボックスには「こどもの名前、まま、ぱぱ」とひらがなで記載しています。
こどもが自分で見て、洗濯ものをしまえるようにするためです。
まだ文字の認識が難しい時は、似顔絵やステッカーでもOK。
こどもは意外と「これはパパのパンツ」などわかっているので、やりやすい方法を聞いて実践してみましょう。
収納は子どもにも出し入れしやすいものをえらびましょう。
- 背が高く届かない
- 指を挟みそうで危ない
- 引き出しが重くて開かない
などの収納は片付けのハードルが高くなってしまいます。
我が家では、壁一面の衣装ダンスを処分しIKEAのボックスを引き出しにしました。
布製で子どもにも安全、どこでも自由に運べるので家中で愛用しています。
カゴや低めのチェストもおすすめです。
まとめ
毎日の洗濯物のタスクを一つ一つ見直すと、これまで15分かかっていたものが5分で片付くようになりました。
時短のためにすぐにできることは、
- 持ちやすく大容量のカゴを使う
- 洋服は畳まずハンガーに掛ける
- 省スペースで外しやすいハンガーを選ぶ
- パンツ・靴下・子どもの服は畳まない
- 洗濯は仕分けない
- 下着・洋服などしまう場所を細かく分けない
- 洗濯物はしまう場所の前で広げる
- 収納場所は一か所にまとめる
- 収納場所を変えてみる
- シワになりにくい服を選ぶ
そして、子どもでも簡単に片付けできるために、以下を見直しました。
- タオルはフェイスタオルで統一
- 同じ用途のものは同じ柄で揃える
- 子どもにわかるように表示する
- 子どもにも出し入れしやすい収納家具を選ぶ
帰宅後〜子どもの就寝まで毎日バタバタ目まぐるしいですよね。
我が家は平日ワンオペなので、こどもにも協力をお願いして片付けていきたいと思います。
さいごまでお読みいただきありがとうございます!
それでは、またっ!