・部屋がいつも散らかってるどうにかしたい
・何度言っても効果なし!
「片づけて」と言ってもなかなか動かない子どもに、苛立つことありますよね。
ポツリ
と、ギャーギャー起こりまくっていたポツリです。
築25年の中古マンションで3世代暮らし。
(物の多い母、私、夫、長男5歳、次男1歳)
5年前、ひょんなことから母の住む実家で一緒に暮らし始める。
互いの荷物で溢れかえる。
そこに子どもも産まれ、物量と散らかりは増える一方。
ほんの少しの見直しで、だんだん片付く家になってきました。
そこでこの記事では、
・なぜ片付けない。子ども側の言い分とは?
・【苦渋の譲歩】子どもの言い分から生まれた、我が家の対策8つ
をまとめました。
子どもの性格もそれぞれだと思いますが、【あるある!】という部分もあると思います。
気軽にお読みいただければ幸いです!
それでは早速いきましょう!
もくじ(途中からもよめます)
【理由】なぜ片付けない?我が家の5歳男児の言い分に納得!
3歳ごろから「片付け」を一緒に始めた長男と私。
わかる言葉や片付けは、成長と共にだんだんできるようになっていくハズ・・・なのに、「片付けて」毎日言っても片付けない。
なぜそれほどまでに片付けが嫌なのか。さぞメチャクチャな理由なんだろうと聞いてみると、意外にも「確かに」と納得させられる理由ばかり。
彼らの言い分がこちらです。
理由1 遊ぶのが楽しいからやめたくない。片付けろと言って邪魔してくるな
今遊んでて楽しいのに、いつも「片付けろ」って俺の邪魔ばっかしてくる!とのこと。
片付けよう!と言っても上の空。「聞こえてる?」と思うほど、遊び続けます。
理由2 どうせおもちゃは明日も出す。ずっと出してたっていいやん!
好きなおもちゃ、ずっと出していたっていいじゃないか。
冷蔵庫、パンとか出しっぱなしやのに、なんでおもちゃだけ片付けなあかんの?とのこと・・・
確かに!(笑)
理由3 「片付けろ!」って命令されるのが嫌やねん。
俺片付けキライやねん。ママやっといて。
俺ばっかり片付けろって言って!次男(1歳)には言わへんやんか!
偉そうに言わんといて!とのこと。
理由4 しまい方がわからん。分けるのもわからん。隣の部屋に行くのが怖い
しまい方がわからんし、めんどくさい。なんでママって色々分けるん?ブロックもぬいぐるみも、全部カゴに入れたらいいやん。
全部入れといたら使いやすいやん!とのこと。
また、リビング隣の和室におもちゃを片付けるのは、怖いから無理とのこと・・・
理由5 せっかく作ったのに(ブロックとか)壊したくないねん。
せっかく俺の家(レゴ)完成したから、壊さんといてな!
明日この続きやるから、このまま置いといて。今度ばばが来たとき見せるしな!
【改善】自分でできるの?片付けに効果があった方法6つ
とりあえずじっくり言い分を聞いて、実践してみた方法がこちら。
男の子って単純!?仁王立ち鬼ババからNiziuの頼み方で激変
これまで「片付けて」と言うときは、無意識に仁王立ち、腰に手を当て、ドスの聞いた声でだった我が家。
気分はNiziuで、めちゃくちゃ可愛く
ポツリ
とお願いしたら、超意外にも照れながら片付けに取り掛かってくれました。(笑)
もちろん、普段可愛く振る舞うキャラではないので、逆に効果があったのかも。(不自然すぎて怖かったのかな・・・笑)
片付けを始める条件と、片付け完了後にやることを提案する(できればおもしろ系)
こっちはまだ遊びたいのに、突然片付けろと言われるのが嫌だ!と言う彼の主張に対しての対策。
・◯時になったら、パパが帰ってきたらと片付け開始の条件を伝える。
その時、「◯時になったら片付けようと思うけど、できる?」と同意を得る。
・片付けが終わったら、ここでダンス、相撲しよう、おやつ食べようなど、後にできる面白いことを提案する。慣れてきたら、「片付けたら何やりたい?」と子どもに聞いてみる。
ポツリ
・時計が読めない場合は、時計にシールを貼りました。
「このマークのところに長い針がきたらね!」など、終わり時間が分かりやすくなりました!
片付けないことで起こる災難、片付けて気持ちいいことを伝える
片付けない!と頑なに言ってくる場合は、片付けないことによって起こる災難を伝えました。
・今日病院であった人、おもちゃ踏んで足におもちゃが刺さってんて!
・来年の誕生日プレゼント、片付けできたらもらえると思う〜
・下の子が食べたら、喉に詰まるから危ない
・片付いた部屋ってこないだ行ったホテルみたいで嬉しいわ〜
・こんな片付いてたら、パパびっくりするんちゃう?
半分脅かしみたいなところもありますが、片付けてもらえると嬉しい!をアピールすると「しゃあないな」と取り掛かってくれることが多くなりました。
自分で決める、選べるところを作り、「させられてる感」をなくす
片付けは「母に命令されるもの」と思っていた息子。
・今日買ったおもちゃは、赤い箱と青い箱どっちに入れる?
・ブロックってどこに置いたら片付けやすい?
・保育園でどうやって片付けているか教えて〜
など、片付けにまつわる些細なことを息子自身に決めてもらったり、「どうやってやるか、教えて!」というスタンスに変えてから、自分で進んでできることが多くなりました。
しまい方はカンペキを求めず、譲歩する(高度な収納の場合は手伝う)
色鉛筆とサインペン、お絵かき帳と粘土、レゴとプラレールなど大人からすると当たり前な分類もよくわからない様子。
なんでここにこれが入ってるねん?と謎でしたが、どうやら分類が分からなかったよう。
他にも、
・IKEAのジップロックは、自分で開け閉めできない
・中身が隠れるボックスは何が入っているか分からない
・文字のラベリングしても、読めない
が難しいようでした。
「ここにしまう」が分かりやすいようにすると、片付けにかかる時間が短くなりました。
左が弟(1歳)右が兄(5歳)のおもちゃに分けています。
これは無印のソフトボックスです。
ファスナーを閉めると持ち運びも簡単、おもちゃのごちゃごちゃ感も無くなって愛用中です。
ここにあるのは一軍のおもちゃで、プラレールやレゴなどは別に分けています。
洗濯ネットも中身が分かりやすく、子どもでも片付けやすい。
かさばらないのでオススメです!
ポツリ
「とりあえず全部ママのところにおもちゃ集めて!」と、集める(こども)整頓する(母)と役割分担作戦もはかどりました!
ギャラリー(飾れるスペース)を作る
せっかく作ったレゴなどは壊したくない!とのこと。
かといって、全部置いておいても場所を取るし・・・
そこで、我が家では玄関にギャラリースペースを作りました。
「ここに飾れる分だけね!」と決めて、作品を楽しみます。
帰ってすぐに目に入るので、他の家族にもみてもらえるのが嬉しいようです。
保育園や幼稚園の片付けを参考にする
家では片付けない息子でも、保育園では当たり前に片付けていたりします。
カゴを使った収納、色ごとのおもちゃを分ける収納、ぬいぐるみ専用のおうちのようなボックスなど子どもでも片付けやすい工夫がいっぱい!
いつも友達とやっている片付けは、家でも取り掛かりやすく「保育園でどうやって片付けているか教えて〜」と聞くと得意げです。
【最後の切り札?】ルンバを購入
これはもう裏ワザ的な感じですが、ルンバを購入したのもかなり大きかったです。
ルンバの見た目、自動で掃除してくれる様子は、大人だけでなく子どもも夢中。
ルンバの起動ボタンを押したい息子。
「じゃあルンバが掃除できるように、片付けよう!」というと、進んで片付けてくれるようになりました。
中古マンションで、段差の多い我が家でも取り入れてよかった、ルンバの詳細はこちらもどうぞ
めんどくさい、そこまで親が譲歩しないといけないか?と思うものもあると思いますが、自分で片付けてくれると間違いなく親の負担も減ります。
カンペキに!とまではいきませんが、間違いなく片付けに協力的になりました。
【母はもう疲れた】それでも片付けない場合の対処法
ここまで、子どもの片付けない原因(理由)と対処法をご紹介してきました。
しかし、手強い長男。いつも片付けに協力的なわけではありません。
できるようになってきたとはいえ、うっせえわ〜!と全く聞く耳を持たないことも。
そんな時は、半ば諦めてストレスを軽減する方法を実践します。
物の量を見直して、簡単に片付くようにする
500個のおもちゃと10個のおもちゃ、当たり前ですが片付けるなら10個の方が楽です。
おもちゃを手放すのを躊躇しているのは、大人の方かもしれません。
「このおもちゃ高かったよな〜」
「このお気に入りの人形で遊んでる時、小さくて可愛かったよな〜」
と思うものでも、意外と子どもは「もう使わない」と思っているかもしれません。
全然遊ばなくなったおもちゃを手放すだけで、片付けがうんと楽になりました。
ポツリ
家全体の掃除をラクにする
子どもの片付けも大変ですが、それは氷山の一角。
毎日忙しくて片付かない家全体に、イライラや憂鬱を募らせていました。
「今だけ」と思い切って様々な習慣をやめると、掃除や片付けの負担がグッと減りました。
意外とやめても大丈夫で、手間が掛からなくなった方法をまとめました。
【母 vs 片付けない子ども】対処法まとめ
子どもの片付けをめぐっては、いつもバトルを繰り広げてきた我が家。
・まだ遊びたい
・なんで出しっ放しにしてはいけないの?
・片付け方が分からない
・命令されるのが嫌
・やりたくない
・せっかく作ったから置いておきたい
と、意外にも「なるほど」と納得の理由でした。
・8時になったら片付けれる?と終わり時間を決め、約束する
・片付けが終わったら楽しいことをしようと提案する
・片付けにまつわることを、子ども自身に決めてもらう。
・保育園や幼稚園の片付けを参考にする
・作品を置いておける、ギャラリーを作る
・こちらの気分に余裕があるときは、可愛く頼む
あまりに不毛な戦いを続けて、疲れ果てる毎日かと思います。
でも少しでもやってくれると確実に楽になります。
自分で遊んだおもちゃを自分で片付けるなんて、当たり前だろ〜〜!と言いたいところですが、なかなか時間がかかりますよね。
家事や掃除の負担が減って、コーヒー一杯飲める時間が持てますよう、願っています。
本日もお読みいただきありがとうございました!
それでは、またっ!